四川料理の旅
初めまして、私は李殊儀(りしゅい)と申します。誕生日は9月7日で、山﨑賢人と同じですから、生まれ変わったらイケメンになれると信じています。
私は昔から日本のアニメが好きで、色々なアニメを見ました。熱いアニメの影響を受けて、私はテニスやギターやバイオリンなど様々な習い事をしました。世界を救うヒーローでも成りたかったのですが、流石に無理だと分かって、今は普通に法政大学に通っています。
故郷は中国の四川省です。ちなみに、日本の方に愛されているパンダのシャンシャンも四川省出身です。
店の紹介
今回皆さんにご紹介したいと思った店は町田市にある、四川料理をメインにした「蜀味軒」というお店です。店主の宋海燕さんは日本に来てもう何年も経ちました。
彼女の仲間である調理師の劉紅さんは2008年に日本に来ましたが、料理歴はなんと29年で料理のプロだと言えますよね。お店は広くはないですが、多くのお客さんがひっきりなしにやってきます。高い集客力の決め手は「味」です。
「酸菜魚」(さんさいぎょ)は四川料理の代表として、 お店のおすすめの料理でもあります。劉さんは故郷の美味しさを完璧に再現しています。
料理を出すと、魚、唐辛子、酸菜の香りがします。 魚の肉は柔らかくて、金色のスープは酸っぱくて美味しく、少しスパイシーですが脂っこくなく、魚の切り身は柔らかくて滑らかです。 残りの野菜もスープの美味しさを吸収して、全体的に油っぽい見た目ですが、脂っこくなく酸っぱくてスパイシーで、忘れられない香りがします。
美味しい料理が作られる秘密は調理師の腕だけではなく、新鮮かつ高品質な原料です。蜀味軒は野菜とお肉を厳選した上に、現地の唐辛子と花椒をたっぷり使って本格的な四川料理の味を再現しています。同時に、辛さに弱いお客さんに配慮して改良したメニューもいくつかあります。そして、「蜀味軒」では紹興酒はあるけど、川菜(カワナ)に合う白酒(パイチュウ)があります。
ぜひ蜀味軒で美味しい料理を食べらがら、白酒を飲みましょう。
料理の紹介
藤椒牛肉
口にすると山椒のしびれがガツンと来る、刺激のある味わいです。
これは、ビールやご飯に相性が良い料理です。
麻辣湯(マーラータン)
野菜や香辛料、お肉などの具材をたっぷり煮込んだ中国発祥の辛いスープです。
「麻」は花椒の痺れる辛さ、「辣」は唐辛子のピリピリした辛さを表しています。蓮根、キャベツ、白菜、木耳、干豆腐、スパム、豚肉、えのき茸、しめじ、板春雨、パクチーそれぞれがバランス良く入っていて、食べる野菜スープといった感じです。
徐々に花椒の痺れが効いてくるため、油断して食べ続けていると、後半はかなり舌が痺れます。
辣子鶏 (ラーズージー、ラーズーチー)
四川料理の代表的な料理のひとつとされます。
重慶(じゅうけい)を起源とする料理のため、「重慶辣子鶏」、「歌楽山辣子鶏」とも呼ばれます。素揚げした鶏肉を大量の香辛料と共に強火で炒める料理で、大量の唐辛子や花椒と一緒に炒めることで麻辣味を出すのが基本です。
食べてみるとビリっとした辛さで美味しいです。舌というよりは唇がビリビリです。
回鍋肉
豚肉をかたまりのまま茹で、冷ましてから薄切りにして野菜と炒め合わせ、豆板醤(トウバンジャン)・豆豉(トウチ)・甜麺醤(テンメンジャン)・しょうゆ・老酒(ラオチュウ)などで調味したものです。
野菜は、四川ではにんにくの葉を用いるが、日本ではキャベツなどを用いることが多いです。「回鍋」とは、一度調理したものを再び鍋に戻して調理する意味です。弾力のある肉厚な豚肉が辛ロソースと絡み美味いです。
香辣豚の足
外はカリッ、中はホロホロで口の中でとろけます!美味しすぎて、ほっぺたが落ちますよ!
焼白
豚バラ肉と宜賓芽菜(ぎひんやーつぁい:青菜の芽の漬物)を一緒に蒸す料理でトロトロの豚バラ肉としょっぱい芽菜がご飯と相性抜群です。
香辣スペアリブ
豚のスペアリブを食べやすい大きさに切って、溶き卵と小麦粉を混ぜた衣をつけ、キツネ色になるまで油でからりと揚げてから、大量の香辛料と共に強火で炒める料理です。
少し辛味が出ますが、ザクザク食感で美味しいです。