絶品!日本唯一のもちもち米麺フォー!

今回ご紹介するのは、JR/井の頭線吉祥寺駅から徒歩3分にあるチョップスティックスさんです。

お話を伺った方/ワンさん、ジャンさん、クィンさん

今回、お話をお伺いした方は左からワンさん、ジャンさん、クィンさん。お二人はハノイ出身、クィンさんはベトナムの北部出身。まさにチョップスティックスさんのお料理はベトナム北部のお料理です!
ベトナムは在留外国人の国別割合で第2位ということもあり、数多くのベトナム料理店が日本にはありますが、ベトナム料理も日本料理と同様にエリアに寄って味や食材などが違うそうです。日本でもラーメンがご当地で違うように、ベトナムを代表するフォーも、地域により味や麺の種類が違うとのこと。フォーは元々、北部発祥の食べ物。その北部のフォーは薄味で、鶏出汁のあっさりしたものだそうです。(南部のフォーは比較的甘くて牛だしが中心、中部は海鮮のフォーを食べるそうです。)

チョップスティックスさんは、都内にいくつか支店があります。ベトナム人がほとんどの料理を作って提供してくれるお店です。どのお店も非常に人気で、今回取材した店舗もランチ終了ギリギリに伺ったので並ばずに済みました。ランチタイムでは予約をとっていらっしゃらないですが、ディナーで行かれるのなら予約は必須です!席が空けば電話をしていただけるので、本当にこちらのスタッフさんは優しくて穏やかな方が多くてほっこりな気持ちにさせてくれます。

吉祥寺店の店内はこじんまりとしていて落ち着いた雰囲気。店内の3分の1はベトナムの方がいらっしゃってました。美味しい証拠ですね!世界遺産の街ホイアンは趣がある古民家が多く、その古民家を意識した作りになっています。夜はランタンの光で幻想的な雰囲気の屋台居酒屋、昼はたくさん光の入る賑やかな食堂といった感じです。かわいい雑貨屋さんにいる気分で、たいていの女性は大好きだと思います。

料理の紹介

今回はランチのBセットを注文。

ランチAセットはレギュラーサイズのフォーと越南鶏飯のハーフセット。ランチBセットはいろいろなメニューの組み合わせがあります。

お店の許可を得て公式サイトからメニューをお借りしました。

混雑時は取材の対応がどうしても難しいということで2時半近くにお伺いしたところ、お目当ての越南鶏飯(チキンライス)は売切れ。ハーフフォーとバインミーをオーダー。
ハーフフォーは定番の蒸し鶏のフォーを、バインミーはオムレツとレバーパテをチョイスしました。蓮のお茶(温/冷)もついてきます。

ハーフフォー(ランチBセット)

まずはフォー。


こちらご自慢の生麺フォーです。世界中どこを探しても米粉の生麺フォーが食べることができるのは、こちらのチョップスティックスさんだけだそうです。美味しい日本のお米で作ったフォーが一番美味しい、とワンさんがおっしゃっていました!見た目は乾麺と変わりませんが、口に運べばその違いはすぐにわかります。モチモチ、ツルツルで喉ごし最高です!大盛りにすればよかったというレビューを何件かみました笑。レビューの内容も納得の美味しさです!


スープも鶏のだしがかなり効いていてパクチーを入れすぎてはもったいないかもしれません。

バインミー(ランチBセット)


そして次に来たのがバインミーです。

ハーフフォーを完食し、量に物足りなさを感じていましたが、大きなバインミーでかなりお腹が満たされました!


こちらのフランスパンもバインミー専用に作られていて、恵比寿にある系列のバインミー専門店もかなりの人気です。実際にベトナムの老舗ベーカリーで修行をして習得したレシピをもとに、バインミー用のパンを毎日焼き上げ、その場で具材をはさみ販売されているそうです。カリカリにトーストされたフランスパンに、チョイスしたオムレツとレバーパテ。本場で食べるレバーパテより癖がなく、とってもマイルドなパテです。一緒に挟まっている大根と人参の甘酢漬けとのコンビネーションが最高でした!越南鶏飯がソールドアウトでなかったら、注文しなかったかもしれないこのバイミーにハマりそうです!

あまりにもバインミーのサイズが大きかったので思わずランチビール400円を頼んでしまいました!レバーパテとの相性バッチリです!

そしてこれらの料理はすべて、化学調味料を一切使わず、一からキッチンスタッフが丁寧に作っていて心もお腹も本当に満たされます。本場の味をリーズナブルなお値段で楽しめるおすすめのお店です!エスニック料理激戦区の吉祥寺で人気な理由がわかります!

店舗情報

店名
チョップスティックス 吉祥寺店
住所
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-31-4
日得ビル1F
最寄駅
吉祥寺駅
駐車場
なし
電話
0422-20-6060
コロナ禍への対応
3密回避、アルコール消毒、検温、アクリル板等
お店HP
http://namamen.com/kichijoji/

インタビュアー

水野恭子
日本

ライターの水野恭子といいます。NYマンハッタンで飲食ビジネスをを8年間経営していました。 屋台のたこ焼き屋からはじまり、企業のケイタリングビジネス、NBAで有名なマディソン・スクエア・ガーデンでもたこ焼きを提供していました! NYは人種のるつぼと言われるだけあり、アメリカにいながら様々な国の食を体験できるすばらしい街です。私自身も食文化が大好きでそこにある歴史や人々の出会いを大切にしています。