これぞ本場の味!スリランカ料理店「Ceylon Green」
日本にやってきた外国人の方々の日本語の勉強をお手伝いしている、Yukoと申します。日本語を勉強するにあたり、まずはお互いの国の生活習慣や文化、食事などを知ることが大事。ということで、外国人の方々の出身地の料理には大変興味があります!
今回は、在日歴1年スリランカ出身で八王子市内の大学院生パビスラさんと日本語教師の茜先生、日本語教室のボランティアをしている私の3人でスリランカ料理を食べてみたく、八王子のスリランカ料理店「Ceylon Green スリランカ料理レストラン」へ行ってきました!
Ceylon Greenさんは、2023年5月10日にオープンしたばかりで、スリランカ人のご夫婦が営んでいるとのこと。
お店の紹介
ドン・キホーテの前を通り1つ目の角を曲がり、路地に入ると箱型の外観をした建物があります。スリランカの国旗があるので、建物内にお店が入っていることがわかります。建物の内部はレンガで入り組んだように造られていて、まるで迷宮のよう。たくさんのお店が入っていて迷宮のどこにお店があるのか、ワクワクしながら足を踏み入れました。
お店は2階にあり、ガラスドアから明るい雰囲気の店内が見えます。店に入ると流暢に日本語を話すスリランカ人の店主が出迎えてくれます。
店内は白い壁にスリランカの美しい絵が飾られ、キッチンの奥の壁の緑色が相まって店内がとても明るく程よくスリランカの雰囲気を感じられます。
料理の紹介
パビスラさん曰く、メニューは豊富で、どれも家庭でよく食べるものだそうです。
私たちはライス&カレー(ベジタブル)、ドルフィンコットゥ、ストリングホッパーとカレー、チキンデビルド、ワタラッパン、セイロンティ、スリランカジンジャービールを注文しました。
ライス&カレー(ベジタブル)
ライス&カレーはきれいに炊かれたバスマティライスと7種類のスリランカカレーがバナナリーフに盛られています。いろいろな味のカレーがバランスよく組み合わさっていて、とても美味しいです。店主が日本人向けにあまり辛くないように調節してくれているようですが、注文時に辛さについて相談できます。この日は25%ほどのマイルドな辛さなのでヒーヒーすることはなかったです。
ドルフィンコットゥ
ドルフィンコットゥは細かくしたロティとチキン、野菜、牛乳をスパイスで炒めたもので、パビスラさんが絶賛していました。
ストリングホッパーとカレー
ストリングホッパーとは見た目が素麺のようだけれど、米粉を主としていて、素麺とは違い食感はとてもやわらかいです。3種類のカレーと一緒に食べます。
チキンデビルド
チキンデビルドはこんがり焼けた鶏肉と野菜を炒めたものでネギの青々とした色が食欲をそそります。トマトも入っているようで、辛さと甘さのバランスが良かったです。
ワタラッパン
ワタラッパンはスリランカのプリンデザートです。とてもクリーミーで口の中でとろけます。
辛い物を食べた後の甘さは絶妙で、その後に飲んだセイロンティーがスリランカ料理の全てを締めくくってくれました。
どの料理もとても美味しく、ほどよく辛く、美しく盛り付けられていて、スリランカの食文化を楽しめました。調理担当の奥様はスリランカの5つ星ホテルのレストランで勉強をしていたとのこと!今回は辛さ控えめにしましたが、本場の辛さを味わってみたい方は、店主に相談をしてみてくださいね。