一度訪れたらハマる!「第2の家」と慕われるインドネシア料理店
駅前銀座通りのKuta Bali Cafe(クタバリ・カフェ)は、JR八王子駅の北口から歩いて5分ほどの所にあります。異国情緒あふれる外観なのに、不思議と周囲に溶け込んでいて違和感がありません。
店内はインドネシアの音楽が流れ、バリ島の雰囲気が漂っています。
この何とも魅力的なカフェを紹介してくださったのが、店主の佐々木スーサンティさんです。
お話を伺った方/佐々木 スーサンティ さん
―― いきなりですが、日本語がお上手ですね。
日本に来て、かれこれ20年ぐらいになります。姉を訪ねて鹿児島に行った時に夫と出会ったんです。
結婚してからはずっと八王子に住んでいます。お店を始めたのはインドネシア料理が好きな夫の希望でもありました。
お店について
―― では、そのお店について教えてください。
店名の「クタ」はバリ島の有名なビーチから取りました。観光でインドネシアを訪れたら、誰もが必ず行くような所です。
店内の小物や置き物の半分はインドネシアで買いました。残りは日本にあるバリの雑貨店で見つけた物です。
実は私はジャカルタ出身なので、お客さんの質問に答えられるようにバリ島に何度か行って現地のことを学んできました。去年も行ったんですよ。
料理について
―― それは勉強熱心ですね。お料理もバリ島の味なんでしょうか?
当店で作るのはインドネシアの田舎や屋台で食べられる料理です。バリ島だけでなく、スマトラやジャカルタの料理もあります。
お客さんのリクエストでメニューが増えました。
―― 本当にメニューが豊富ですが、特にお薦めの料理はありますか?
人気があるのは、「ダックバーベキュー」です。
アヒル肉は臭みがすごくて調理できる人も限られるので、提供できる店はあまり多くないんです。
でも当店は料理人の腕がいいので、美味しく食べていただけます。
インドネシアスタイルの「牛肉の角煮」は有名で、よくテレビでも紹介されていますよ。ちなみに当店では、どの肉もハラル(宗教と食品衛生の専門家から安心・安全と認証された食品)を使っています。
それから、ティラピアという魚を使ったバーベキューも人気ですよ。
ランチなら日替わりの「ナシチャンプル」が日本人のお客さんにも人気があります。漬け物やサラダなどが入っているので、栄養のバランスが良いし、いろいろな素材の味を楽しめます。
「ココナッツライス」はインドネシアの朝食で、私自身が大好きなのでメニューに加えました。水を使わずにココナッツミルクで煮込んでいます。
「豆腐の野菜揚げ」は厚揚げに人参、キャベツ、小松菜などの野菜を挟んでいます。
―― 野菜が取れるのはいいですね。他にもヘルシーな料理はありますか?
「若鶏ウコンスープ」はターメリックと生姜が入った鶏ガラスープで、日本人のお客さんにも人気です。
テンペを使った料理もありますよ。テンペは更年期症状を和らげると言われているので、特に女性にお薦めなんです。
それからサテ(串焼き)はお酒に合います。
―― お酒といえば飲み物の種類も多いですね。何がお薦めですか?
「アラック」はアルコール度数35度で、日本の焼酎に似ているので飲みやすいと思います。
一番人気なのは「ビンタン」という名前のビールです。日本のアサヒスーパードライに比べると、少し味が薄く感じられるかもしれません。
価格は550円で他店より安く提供しています。夫は自分が酒好きなので、値段設定を高くするのを嫌がるんです(笑)。
―― それはお客さんにとってもありがたいことですね。常連さんはインドネシア人の方が多いのでしょうか?
インドネシア人のお客が大半ですが、マレーシア人も多いです。常連客は「第2の家」と呼んでくれています。
夕方には人が増えて、にぎやかになりますね。特に土日は満員で入れないこともありますが、予約していただければ席を用意できます。お祭りなどイベントを行う日は都内だけでなく、長野や大阪など遠方からも来てくれるんですよ。
―― 今後の抱負はありますか?
今後はイベント時でもお客さん全員が中に入れるように、お店をもっと広くしたいです。
あとがき
インタビュー中も、スーサンティさんやスタッフの方々がお客さんたちと楽しそうに談笑しているのが印象的でした。美味しい料理だけでなく、この雰囲気の良さも魅力なのだと思います。
日本人はほとんどいなかったのに、とても居心地が良く、女性1人でも気分良く過ごせました。
高尾山や記念公園などに遊びに行った帰りなど、ぜひ気軽に寄ってみてください。