
ブラジルを愛する店主が作る、本格ブラジル料理を堪能してきた!
お店の紹介

吉祥寺にある、ブラジル居酒屋「アウボラーダ」に行ってきました。

店内に入ると気さくな雰囲気の店長が迎えてくれました。にこやかで質問にも優しく答えてくださいました。


店内は異国を感じさせる飾り付けがしてあります。ブラジルの国旗やサッカー選手の写真などがあり、ブラジル愛が伝わってきます。海外旅行の本などもカウンターに並んでいます。外国のゆったりとしたBGMが流れていて、非日常を感じられます。

注文を受けてから、一品ずつ丁寧に作ってくれます。ピッカーニャなどのお肉も一品ずつ丁寧に焼き上げて下さるそうです。








料理の紹介
パウミットPalmito(700円)

ヤシの新芽が大きく育つ前の柔らかいところを食べるブラジルの高級食材です。
ソーセージのような見た目ですが、全く別の食べ物で、筍のような味わいです。シャキシャキ食感で外側が少し硬く中が柔らかい層になっています。何もつけないでも美味しいです。甘みと酸味があり、マヨネーズをつけて食べると酸味がマイルドになります。
ピッカーニャPicanha(1900円)

岩塩だけで焼き上げた牛ランプ肉のステーキ。
お好みでピメンタ(ホットソース)やファロッファ(キャッサバ芋のふりかけ)をかけて食べます。
肉の繊維が細かく身がギュッと詰まっていて、しっかりしています。表面がカリッとしていて、中は柔らか食感です。岩塩が程よくかかっており、お肉の素材の味を、引き出そうとしているのが感じられます。添えてあるピクルスを肉にかけて食べると教わり、かけて食べると酸味とシャキッとした食感が加わり絶妙なバランスになりました。

ファロッファをかけてみると、香りが広がり、おしゃれな味わいになります。

ホットソースもよく合います。個人的にはこの組み合わせが1番気に入りました。ピリッとした辛味と酸味との相性が病みつきになりそうです。
お話を伺った方/店長の黒澤さん

南米旅行でブラジル料理の美味しさを知ったことがきっかけで、2004年、東京・吉祥寺にブラジル料理店「アウボラーダ」を開店しました。ブラジル居酒屋として現地の料理を幅広く提供しておられます。
ーーおすすめ、人気メニューは?
黒澤さん:ご飯系だとフェイジョアーダが人気です。これは、黒豆と牛もも肉とブラジルソーセージを煮込んだものです。
やっぱり、お肉系だとピッカーニャが人気です。
ーーなぜブラジル料理を提供しているのですか?
黒澤さん:ブラジルに行ったら、美味しくてハマっちゃったそうです。
ーーよくブラジルには行かれるんですか?
黒澤さん:遠くてお金も高いので、そんなにはいけないのですが、去年16年ぶりに行ってきました。

フォークもブラジル産のもので、切りやすく、なっているそうです。ブラジルはナイフとフォークの使い方が日本とは逆で左手にナイフ、右手にフォークを持つそうです。ナイフとフォークを使用して食事をし、手で直接触れるのは避け、ピザなどもフォークとナイフを使うのが一般的だそうです。
ブラジルのお菓子は日本と比べると甘く、カロリーが高めだとおっしゃっていました。ジュースやアサイーなどには砂糖がたくさん入っているそうです。
場所は吉祥寺駅北側(サンロード側=丸井の反対側)へ出て、JR高架に沿った道を右手の新宿方面の2つめの十字路のビル(セブンイレブンがあります)の地下1階(ゆっくり歩いて4分)にあります。