吉祥寺で20年以上続く老舗アフリカ料理店 アフリカ大陸

はじめまして。ライターのまりあと申します!

今はフリーランスでライターとモデルのお仕事をしています。

私は日本と西アフリカのガンビアという国のハーフです。アフリカは日本から遠すぎてなかなか行くことができないのですが、日本国内でもアフリカの料理や文化を体験できる場所をたくさん見つけていきたいと思っています。

また学生時代はタイに長期留学した経験があります。私が滞在していたバンコクは多様なエスニシティの人々が暮らす地域だったため、伝統的なタイ料理だけでなく、ハラルフードや中華料理など様々な料理に触れてきました。

そんな経験から、私は今でも多国籍料理が大好きで、普段からいろんなジャンルのレストランに行きます。

私は日本料理で育ってきたため、このサイトの多くの読者様と同じように、日本的な味覚や感性を持っています。そのような観点から、多国籍料理店の魅力を発信していければと思います。

店の紹介

今回ご紹介するのは、吉祥寺駅から徒歩4分ほどのところにある「アフリカ大陸」。

吉祥寺で20年以上続く、アフリカンレストランです。

「アフリカ大陸」は吉祥寺駅の北口、おしゃれな商店の立ち並ぶ街の一角にあります。

アフリカ大陸の描かれた立て看板が目印!

地下にあります。

雑居ビルの地下に店舗を構えています。

私は初めての来店で少しドキドキでしたが、すてきな女性のオーナーに歓迎していただき、緊張はすぐに解けました。

テーブル席。

オーナーは日本人の女性で、セネガルやナイジェリアなど、アフリカの国々に行った経験があるそうです。

店内にはアフリカ文化を感じられる貴重な品々がセンスよく飾られていています。

アフリカの工芸品

アフリカの絵画や布、ポスター、楽器など、日本ではなかなかお目にかかることができないものばかり。まるでアトリエのように美しい店内です!

客席の上の照明もカラフルできれいです。

照明には紙幣が。

よく見ると、紙幣で照明がデコレーションされていました(笑)!!

地球儀がかわいい。

地球儀がミラーボールのように掲げられていたりと、遊び心をくすぐるアイディアに和みます。

オーナーはヒップホップが大好きなのだそうで、店内ではヒップホップがBGMとして使われています。
また「アフリカ大陸」ではアフリカの楽器を使ったライブが開かれることもあるそうで、料理だけでなく音楽からもアフリカに触れることができます。

料理の紹介

「アフリカ大陸」はセネガルやナイジェリア、ガーナなどのアフリカ料理を提供しています。 

ブィジュース

まずドリンクに頼んだのは、“ブィジュース”。

“ブィジュース”とはバオバブの粉と、山羊のミルク、お砂糖で作られるセネガルのジュースです。ブィとはセネガルの言葉で「バオバブの実」を指すのだとか。

バオバブは食物繊維や、ビタミンCなどの栄養価が高いことでも話題の食材です。

“ブィジュース”、甘酸っぱくて、とろっとクリーミーな味です!粉のサラサラとした繊維も残っていて、バオバブを感じることができます!

アカラ

続いて、頼んだのは「アカラ」。

こちらはナイジェリアの屋台料理で、黒目豆というアフリカの豆と玉ねぎを揚げたおつまみなんだとか。

お豆のホクホクとした食感と玉ねぎの甘みが絶妙です。それがふっくらサクサクの衣をまとってでおいしいです!

「アカラ」は揚げたてのさつま揚げのような趣を感じ、日本料理にも少し似ているなと思いました。これは酒の肴にも最高だと思います!

ヤッサギネル

最後にメインディッシュとして、「ヤッサギネル」を頼みました。

こちらはセネガルの郷土料理で、レモンとオニオンでレモネードされたチキンとライスです。

チキンがトロトロで柔らかくとてもおいしいです!ケッパーが実ごと入っていて、少しびっくり!そのケッパーとレモンの酸味がアクセントになっており、さっぱり食べられます。

セネガルでは日本同様、お米を主食として食べるのだとか。お米文化があるというだけで、日本人からすると親近感が湧きますね!

その他、今回は頼みませんでしたが、「アフリカ大陸」ではアフリカのお酒も豊富に取り揃えていますので、バーとしての来店にもおすすめですよ!

隣りに座っていたお客さんが頼んでいた、「ヤシ酒」なるミルキーなお酒がとってもおいしそうだった!!

アフリカ大陸はおいしい料理をアフリカのムード漂う店内で、5感を使って楽しめるお店でした。

「アフリカ料理は食べたことのない!」という方も多いと思いますが、そんな方もぜひ「アフリカ大陸」に足を運んでいただきたいです。

店舗情報

店名
アフリカ大陸
住所
東京都武蔵野市吉祥寺南町2-13-4
オフィスワンビルB-103
最寄駅
吉祥寺駅
駐車場
なし
電話
042-249-7302
コロナ禍への対応
入店時アルコール消毒、アクリル板
お店HP
https://yashizake.net

この記事の執筆者

まりあ
日本

はじめまして。ライターのまりあと申します! 今はフリーランスでライターとモデルのお仕事をしています。 私は日本と西アフリカのガンビアという国のハーフです。アフリカは日本から遠すぎてなかなか行くことができないのですが、日本国内でもアフリカの料理や文化を体験できる場所をたくさん見つけていきたいと思っています。 学生時代はタイに留学した経験があります。私が滞在していたバンコクは多様なエスニシティの人々が暮らす地域だったため、伝統的なタイ料理だけでなく、ハラルフードや中華料理など様々な料理に触れてきました。 そんな経験から、今でも多国籍料理が大好きで、普段からいろんなジャンルのレストランに行きます。 私は日本料理で育ってきたため、このサイトの多くの読者様と同じように、日本的な味覚や感性を持っています。そのような観点から、多国籍料理店の魅力を発信していければと思います。